高齢者の多くは、社会の一線から退いた存在です。
仲間も分散していて、非常に狭い社会性しか持っていません。
今、高齢者の環境は過半数が一人世帯または二人世帯で、2020年推計で65歳以上のひとり暮らしは約703万人。
介護者がいないというケースもあり、孤独死という事態も今後さらに増えると予想されています。
孤独死のリスクは発見が遅れてしまう事。
「心筋梗塞」「循環器障害」「脳卒中」などの原因が多く、孤独死現場の大半は男性だそうです。
地域、近所の付き合いが希薄な社会になった事も関係しますが、高齢者の男性は女性よりコミュニケーションが苦手で、社会との接点が減っていきます。
社会とのつながり、自分の存在を知ってもらう、見つけてもらえる仕組みを作るには、「仕事」「ボランティア」「趣味」の場を積極的につくる必要があるそうです。
「見守り家電」などもありますが、おひとり様の老後サポートとしては、自治体の「安否確認」「外出支援」等の高齢者支援サービス。
訪問介護やデイサービス、民間サービスでの「見守り」や「宅配弁当」など、地域とのつながりを持つ方法も良いと思います。