終活について
終活という言葉を耳にするようになって、十数年が経ちました。以前は死について語ることは縁起でもないと避けられる傾向にありましたが、近年では予期せぬ災害や社会情勢の変化もあり、いつか訪れる最期に対する意識が変わり始めています。
終活という言葉の認知度に比べると、実際に取り組んでいる方はまだ多くはありません。しかし、もしもの時に家族が困らないようにしたい、独り身なので準備を整えておきたい、あるいは自分らしい最期を迎えたいといった悩みは、どなたも少なからず抱えていらっしゃるものです。
お子様の立場からも、親御様が元気なうちに終活の話を切り出すのは気が引けるというお声もよく伺います。
そのような中で、無理なく始められる準備として、エンディングノートという選択肢があります。
エンディングノートの役割
エンディングノートは、これまでの人生を振り返り、ご家族への想いを伝える大切な一冊となります。作成することには、以下のような多くのメリットがあります。
まずは、書くことで自分自身の考えを整理できる点です。口頭ではなく書面に残すことで、ご自身の意思が明確になります。また、普段は話しにくい介護や延命治療、葬儀の希望、財産や相続といった話題についても、ノートをきっかけにご家族と話し合いやすくなります。
エンディングノートは、ご自身とご家族にとっての道標となります。遺言書のような法的な効力はありませんが、ご家族への感謝やメッセージを遺すための大切な記録として活用いただけます。
まずは書いてみることから
ある調査によると、30代から50代の約62パーセントの方が親にエンディングノートを書いてほしいと望んでおり、特に50代女性では73パーセントと非常に高い関心を示しています。
ご家族も、実はきっかけを待っているのかもしれません。
向き合う時期に決まりはありません。少し面倒に感じてしまうかもしれませんが、まずは一行からでも書いてみることが大切です。
これからの人生をより前向きに、より良く過ごすためのきっかけとして捉えてみてはいかがでしょうか。
エンディングノートを書き進める際のポイントをまとめました。
一つ目は、現在の状況に合わせて、無理のない範囲で書くことです。
二つ目は、心に余裕があるうちに書き始めること。
そして三つ目は、お元気なうちに少しずつ進めることです。
すべてを埋めようとせず、ご自身の好きな項目や書きやすいところから手をつけてみましょう。また、今すぐ見られても良い内容と、そうでない内容を分けて整理しておくのも一つの方法です。
まとめ
エンディングノートは、一度書いて終わりではありません。何度でも書き足したり修正したりできるものです。数年経ってから見返すと、新たな気づきや考えの変化があるかもしれません。
普段は照れくさくて伝えられない大切な人への感謝の気持ちを、文字に託してみるのも素敵なことです。ご自身の人生をどのように締めくくりたいか、ゆっくりと考えてみる。エンディングノートが、その穏やかなきっかけになれば幸いです。
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ドリーマー東予葬祭では、終活の様々なご相談を承っております。
ご自身の介護や葬儀に関する希望や、財産などお金に関わること、亡くなった後のお墓などに関することなど、ドリーマーではどのようなご相談でもしっかりとお聞きし専門家が必要な場合はご案内窓口となりサポートいたします。
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